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漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』Volume 6 四人目の適格者 - コミック第6巻まとめ

漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』第6巻・表紙
©カラー・貞本義行/KADOKAWA

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 漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』第6巻に関する情報です。目次、前巻までのあらすじ、各話に収録された内容を確認することができます。アニメ版との比較や考察の参考資料にお使いください。

イントロダクション

 描き下ろしイラストのみ。

PROGRAM - EVANGELION 6

STAGE.34
四人目よにんめ適格者てきかくしゃ
STAGE.35
ひかり、そしてかげ
STAGE.36
告白こくはく
STAGE.37
ギフト
STAGE.38
迎撃げいげき
STAGE.39
ダミーシステム
STAGE.40
黄昏たそがれくろめて

前巻までのあらすじ

 一緒に暮らすことになったアスカをはじめ、他のクラスメイトたちとも少しずつ打ち解け始めたシンジ。レイに勧められたせいもあり、思い切って父・ゲンドウに電話をするが、冷たく拒絶されてしまう。だが、母の命日、その墓前にシンジは父の姿を見つける。「もう私を見るのはやめろ」「自分の足で地に立って歩け」ゲンドウに認められることを目標にしてきたシンジに、父の言葉が重くのしかかる。そして、第七の使徒を撃破したある日、シンジはネルフの基地内で第一使徒アダムを目撃する。人類補完計画――その巨大なプロジェクトは、何も知らぬ少年少女たちを巻き込み、次なる段階へ進もうとしていた……。

第6巻の掲載内容

第34話:四人目よにんめ適格者てきかくしゃ

 エヴァ4号機と第2支部が消失した。甚大な被害を受けた国連は、3号機の権限をネルフに委譲する。

 シンジはトウジやケンスケと親交を深め、ひょんなことから委員長ヒカリの恋心に触れる。女心の分からないシンジをアスカがからかう。

 一方、ゲンドウはリツコとダミーシステムの計画を進める。4人目のチルドレンが選出される。ミサトがリツコに確認すると、それがトウジであることが判明する。

第35話:ひかり、そしてかげ

 4号機の事故について損失を懸念する冬月と、動じないゲンドウ。アスカはヒカリにトウジとの関係を進展させるべく口を挟み、シンジも協力するように迫る。

 トウジは校長室に呼び出されリツコに会っていた。ミサトは加持と接触し、第2支部の事故について探る。加持は、コード707を調べろと助言する。マルドゥック機関は存在しない、陰でネルフが暗躍していると。

 シンジはケンスケから3号機の噂について聞かれる。ケンスケは自分がパイロットに抜擢されないかと熱望する。ケンスケは父親のデータを盗み見て4号機の事故のことを知っていた。シンジは自分の知らない情報を聞かされ、嫌な予感を抱く。

 ケンスケと別れたシンジは、帰路の途中でトウジに会う。トウジは思い詰めた表情で、シンジを家に来いと誘う。

第36話:告白こくはく

 アスカは加持の元を訪ねて、はっきりと自分の気持ちを伝える。ヒカリに助言した手前、自分の現状を変える必要があった。加持は、アスカの気持ちには応えられないが、もう子供扱いはしないと言う。そこで、ふいにフォース・チルドレンのデータを見てしまい、アスカはトウジが抜擢されたことに怒る。

 トウジはシンジを家に招き、食事を振る舞う。トウジは結局、自分の抱える不安を言えないまま、シンジの帰宅を見送ろうとする。寸前のところで、トウジはシンジを呼び止め、エヴァのパイロットに抜擢された事を告白する。

 シンジはミサトに尋ねる。なぜトウジなのかと。ミサトは、今回はただの起動実験だから心配するなと言って、松代に向かう。

第37話:ギフト

 トウジは出立途中でヒカリに会う。ヒカリの気持ちを知らずに先を急ぐトウジ。しかし、これまで喧嘩ばかりしていたが、帰って来たらもう少し仲良くしよう、と伝える。

 松代で黒い機体のエヴァ3号機の実験が進められる。ミサトとリツコが進捗を見守る中、フォース・チルドレンが現地に到着する。

 シンジはヒカリからトウジに渡しそびれた弁当を譲られる。ケンスケと屋上で昼食を取りながら、トウジの心配をする。

 トウジはプラグスーツに着替えてエントリープラグへ搭乗する。実験は順調に進んでいたが、異常が発生し、3号機に使徒の反応が現れる。松代の事故を受けて、シンジの元へ招集の電話が入る。

第38話:迎撃げいげき

 ゲンドウは松代の事故に対して第一種戦闘配置を指示する。エヴァ全機発進。モニターに映し出されたのは、黒い機体のエヴァ3号機だった。ゲンドウはエントリープラグの射出が失敗に終わると、3号機を第8使徒として識別し、撃破しろと命ずる。

 シンジは接近するエヴァの姿を見て困惑する。アスカが先に攻撃される。銃撃を命じられたレイは、トウジが乗っていることを知り、躊躇している間に神経系の侵入攻撃にあう。零号機と弐号機が倒され、シンジの前に3号機が迫る。

第39話:ダミーシステム

 ゲンドウはシンジに3号機を倒すよう命じる。シンジはトウジのことを思って動けない。防戦一方のシンジを見限り、ゲンドウはダミーシステムへの移行を決定する。初号機はシンジの意思とは無関係に3号機への攻撃を開始する。

第40話:黄昏たそがれくろめて

 初号機がこれまでにない残忍な方法で3号機を骸に変えていく。活動を停止した3号機からエントリープラグを抜き取った初号機は、シンジの目の前でそれを握りつぶす。

 松代で負傷したミサトは目を覚まし、加持から3号機の末路を知る。生死不明の状態でトウジがエントリープラグから運び出される。その姿を見てシンジは茫然自失となる。

 そんな惨状が起こってるとは知らずに、ヒカリは弁当のレシピをめくり、トウジのことを想う。

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