漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』第13巻に関する情報です。目次、前巻までのあらすじ、各話に収録された内容を確認することができます。アニメ版との比較や考察の参考資料にお使いください。
イントロダクション
描き下ろしイラストのみ。
PROGRAM - EVANGELION 13
- STAGE.84
- Calling
- STAGE.85
- 裏切り
- STAGE.86
- 儀式の始まり
- STAGE.87
- 拒絶
- STAGE.88
- 黒き月
- STAGE.89
- face to face
- STAGE.90
- 夏の追憶
前巻までのあらすじ
記載なし。
第13巻の掲載内容
第84話:裏切り
エヴァ初号機がアスカが死闘を繰り広げる場所に現れる。弐号機が活動限界を迎える。絶体絶命の瞬間、初号機が敵の攻撃を阻止する。アスカは、シンジに割り込まれたことに悪態をつく。しかしシンジは、ミサトとの約束、アスカを助けに来たのだと言う。
ゲンドウはレイを連れてターミナルドグマへ向かう。磔にされたリリスを前にした時、銃を構えたリツコが現れる。地上では、シンジの乗った初号機が、エヴァシリーズを殲滅させる。
第85話:裏切り
シンジの活躍によりエヴァシリーズは全滅した。アスカも、それを認めないわけには行かない。司令室が喜びに湧いたのも束の間、エヴァシリーズが負傷箇所を回復させて立ち上がる。
リツコはゲンドウに銃を向け、思い通りにはさせないと言う。動じないゲンドウに対して、リツコはマギを改変した事を明かし、リモートコントロールのスイッチを取り出す。しかし、作動せずに全てはゲンドウの思惑通りに終わる。
復活したエヴァシリーズが、まとめて初号機、弐号機に襲い掛かる。血みどろの戦闘が始まり、シンジは必死に反撃する。
第86話:儀式の始まり
シンジはアスカを守ると心に誓い、母に助力を願う。シンクロ率が250%を突破。その時、衛星軌道上のロンギヌスの槍に反応が現れる。
追い詰められたシンジが叫ぶと、初号機の拘束具を破り光の羽が出現した。空から飛来したロンギヌスの槍が、露出したコアの直近で止まる。
状況を見たゼーレは儀式の遂行に入る。エヴァシリーズが陣形を取り、初号機を磔にして空中へ引き上げる。
第87話:拒絶
ゲンドウは左手に埋め込んだアダムを掲げてレイの胸に埋める。空に連れ去られた初号機に乗るシンジの掌に聖痕が刻まれる。エヴァシリーズがS2機関を解放すると、上空に生命の樹が浮かび上がる。
ゲンドウがレイの腹部に手を埋め、目的を遂げようとした時、レイがそれを拒みリリスの元へ自ら向かう。悲痛な叫びを上げるゲンドウ。レイはリリス本体の内部へ入り込み、ただいまと言う。
第88話:黒き月
空中に生命の樹が出現した時、地上で大爆発が起こる。戦自の主力部隊が消滅。サード・インパクトが始まる。
人類の生命の源たる黒き月が露出する。レイと融合したリリスが磔から剥がれ落ち、レイの姿に変わる。司令室では、それが使徒と観測される。冬月は、それを即座に否定、人と認定する。
ゲンドウはレイが去った空間に取り残された。そして、かろうじて息をしていたリツコが、銃弾を見舞う。
第89話:face to face
シンジが聖痕を見つめ行き場を失っていると、巨大化したレイが立ち上がり、初号機の前に顔を晒した。共鳴したエヴァシリーズの頭部が、レイの顔に変形する。
シンジは混乱し自我を失いかける。ロンギヌスの槍が初号機のコアに突き刺さり、外形が変化し始める。ヒトの持つ知恵の実と、使徒の持つ生命の実、その両方を手に入れたエヴァ初号機は、命の胎芽たる生命の樹へと還元される。
意識の中でシンジはレイと出会う。レイはシンジに、なにを願うの、と問う。黒き月とエヴァシリーズが上昇を続ける。アンチA・T・フィールド臨界点突破。冬月が、ガフの部屋が開く、とつぶやく。レイと融合し巨大な翼を得たリリスが、宇宙空間に到達するサイズとなる。
第90話:夏の追憶
シンジの願い。母の記憶。父に置き去りにされた過去。居場所のない幼少期。シンジは、遠い昔に忘れてしまった記憶を、少しずつ、ゆっくりと、取り戻す。しかし、母が消えてしまう前のあの日、なにを言ったのか、それだけが思い出せない。