新世紀エヴァンゲリオン 第九話「瞬間、心、重ねて / Both of You, Dance Like You Want to Win!」あらすじ

エヴァンゲリオンTV 第9話 タイトル
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 アスカは学校の男子生徒に人気だった。その人気は、彼女のブロマイド写真が売られたり、下駄箱がラブレターで一杯になるほどだった。アスカはシンジに声をかけ「ファースチチルドレン」のことを尋ねる。アスカは、木陰で本を読むレイの姿を見つけると、周りの目も気にせずに接触を試みる。そんなアスカの積極的な態度に、レイはいつも通り温度の低い対応をする。

 作業中のリツコに背後から近づく加持。「少し痩せたかな」といって体を寄せる。その状況を見て鼻息を荒げるミサト。久しぶりと軽く挨拶を交わし平静を装うリツコとは裏腹に、ミサトは用が済んだらさっさと帰れと加持に言う。しかし、加持にはNERVに留まるよう辞令が降りていた。そこに敵襲の知らせが入る。

 第1発令所へ、紀伊半島沖に巨大な潜行物体を確認したとの報告が入る。第5使徒・ラミエルとの戦闘によって、第3新東京市の迎撃システムは大きなダメージを受けていた。現在の状況は、復旧率は26%のため実践に使える状態ではなかった。そのため、今回の作戦でミサトは「上陸直前の目標を水際で一気に叩く」と説明し、初号機と弐号機によって交互に波状攻撃を仕掛けることを指示する。アスカは、シンジと二人ががりでやることに不満を漏らす。

 海上に姿を現したのは、第7使徒イスラフェル。アスカは目標に対して進行を開始、シンジに援護するよう指示を出す。そのまま空中に飛び上がると使徒を真っ二つに切り裂いた。しかし、沈黙すると思われた使徒は、二つに分裂し、同じ使徒が二体現れる事態となってしまう。

 分裂した使徒によって反撃を受けたシンジとアスカは、無様な結果を作ってしまう。一旦戦闘から退避した二人は、今後の対応を練るために反省を強いられていた。冬月は使徒を倒すために二人で協力し合えと言うが、喧嘩を止める様子がないのを見て諦める。後始末の責任を負うミサトの前には山積みになった抗議文と被害報告書の山があった。この窮地を救うためにリツコはアイデアを用意していた。しかし、それは加持が用意したものだとミサトに告げる。

 ミサトの家に帰ったシンジは、大量の荷物が届いていることに驚く。そこには、何故かアスカの姿があった。
 ミサトが帰宅すると、二人は「今度の作戦準備」について告げられる。第7使徒を倒すためには、二点同時の加重攻撃が必要であるとし、二人が完璧なユニゾンを実現するために一緒に暮らしてもらうとミサトが説明する。シンジとアスカは、あまり乗り気ではない様子だったが、6日以内に指定の音楽に合わせた攻撃パターンをマスターすることを命じられる。

EVANGELION EPISODE 9

 学校に来ないシンジを心配して、トウジとケンスケがお見舞いと称してミサトのマンションへ訪れた。二人は、ミサトの部屋の階へ到着したエレベータを降りた所で委員長のヒカリと出くわす。ヒカリはアスカのお見舞いで来たのだというのだが、同じドアの中から出てきたシンジとアスカを見て一同は驚く。
 ミサトがレイを連れて帰ってくると、今回の作戦内容を打ち明ける。誤解の解けた一同の前でユニゾンの練習をするシンジとアスカだが、上手くいかない様子。ミサトがレイと代わるように指示し、完璧にユニゾンする二人を見て戸惑うアスカ。その日から二人の特訓の日々が始まった。

 攻撃開始前夜、ミサトのいない部屋でシンジとアスカは二人きりになる。アスカは、自分の寝る場所へ絶対入るなとシンジに釘を刺す。夜、トイレのために起きたアスカは、戻ってくると寝ぼけてシンジの目の前で眠ってしまう。思わずキスをしたい衝動に駆られたシンジだったが、アスカの寝言と涙によって冷静になって離れる。
「ママ……」
 アスカの言葉を聞いたシンジは「自分だって子供のクセに」と言って布団にもぐる。

 エレベーターの中でミサトにキスを迫る加持。拒否しきれないでいるミサトは自分の想いに揺れる。

 防衛線を突破する使徒。それをを迎え撃つエヴァが発進する。残時間60秒のカウントダウンが始まる。音楽に合わせて完璧なユニゾンを見せる初号機と弐号機は、二つに分離した使徒を完全に翻弄する。二人はピッタリと息の合った動きを見せて、二つのコアを同時に破壊し、目標の殲滅に成功する。しかし、最後にタイミングを誤った二機は、またもや無様な姿を晒すのだった。

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